
今日は、hiyokoです。総合病院で薬剤師として勤務しています。
育休中、何もしないことに不安を感じていませんか?
育休は文字通り、子を育てるための期間なので、それが当然のはずですが、私は2人目までの育休で、育児の他に何もしないことに、日々焦りを感じていました。
今回は、3人目の育休中にFP3級・簿記3級に挑戦し、かつ認定薬剤師の更新を目指した病院薬剤師ママが、子育て中でも続けられた勉強の工夫を綴ります。
はじめに:育休中、何もしないことに焦っていた
3人目の育休に入って、毎日子どものお世話に追われながらも、私は心のどこかで焦りを感じていました。
「数年現場から離れたけどキャリアは大丈夫かな?」「育児の他に何もしてないけど大丈夫かな?」という不安が、ふとした瞬間に浮かんできたからです。
勿論上の子達に加えて、赤ちゃんが加わる生活は目まぐるしく、子供の世話でいつの間にか1日が終わっている、という状態が毎日続いていました。
「育休なんだから、今は子育てに専念して休む時期」という気持ちもありましたが、一方で、自分が社会に取り残され、何も進んでいないようで、不安も抱えていました。
育休中に取り組んだ資格と、その位置づけ
子供が日中まとまった時間眠れるようになったあたりから、「今の自分でも挑戦できることはないか?」「何か将来に役立つ勉強はできないか?」と考え始め、育休中にFP3級と簿記3級の資格取得を目指すことにしました。
一方で、独身時代に取得した認定薬剤師の資格については、更新を目指すかどうかを考える期間でもありました。
結局、「現場感覚を失いたくなかったこと」と「復職後に『迷惑をかけずに戻りやすくする』ための勉強も兼ねること」を理由に、資格更新の為の勉強を続けることにし、今も少しずつ続けています。
なぜFP3級と簿記3級を選んだのか
育休中に勉強するなら、仕事内容以外で、今後の生活や働き方に直結するものがいいと考えました。
その中で選んだのが、お金の全体像を学べるFP3級と、数字の基礎が身につく簿記3級でした。
FP3級を選んだ理由
育休が複数回続き、独身時よりも貯金や収入が減っていた為、「子供の教育費が足りなかったらどうしよう」「老後貯金がなかったら・・・」など、教育費・老後資金への不安を抱えていました。
FP3級は、数ヶ月で取得できるというインターネットの口コミを知り、資格取得を目指す過程で、お金に関する基礎知識を身につけて、知らずに抱えている不安を少しでも減らせればと思い、勉強することにしました。
結果、自分自身が税金など世の中の「お金の仕組み」を全く知らなかったことに気づき、勉強することで、将来の不安を減らせたのは大きな財産になりました。
簿記3級を選んだ理由
子供の保活に失敗し、待機時間で出来ることはないかと思い、たどり着いたのが簿記3級でした。
元々家計簿をつけておらず、家計管理や数字への苦手意識があった為、FP3級よりは勉強が大変でした。
しかし、資格取得を目指す過程で身につけた知識で、働き方や収入を「感覚」ではなく「数字」で見られるようになったのは良かったと思っています。
認定薬剤師は「更新を目指す」という選択
認定薬剤師はすでに取得していましたが、更新には単位取得が必要です。
夜のセミナーや学会に出席する等、育休中にすべてを完璧に進めるのは難しく、「どう関わり続けるか」を考える時間になりました。
「これを機に認定薬剤師は辞めようか」「病院から薬局に仕事を変えようか」などの葛藤もありました。
結局は、「とりあえず、やれるところまでやってみよう」という軽い気持ちで、更新を目指し、今も挑戦を続けられてます。
育休中の勉強時間はどう確保した?
私の場合は、育休中にまとまった勉強時間はほとんど取れませんでした。それでも、細切れの時間を前提にした勉強なら続けることができました。
1日の勉強スケジュール
私の住む地域は、育休中も短時間子供を預かってくれる保育園があった為、上の子達が保育園に行っている間、赤ちゃんが昼寝してくれる1〜2時間の内、家事の合間を毎日の勉強に充てていました。
赤ちゃんが寝た後、料理の合間や洗濯の合間にテキストを読んだり、動画を試聴して勉強しました。早朝に早く起きられた時は早朝に勉強することもありました。
「まとまった時間は取らない」前提でちょこちょこ勉強すると、子供に邪魔された時のイライラ感も減るのでオススメです。
「やらない日」を決めていた
育休中は夜泣きもあるので、日中眠い時は赤ちゃんと一緒に昼寝をしていました。また、子供の体調不良で、母子4人で数日家に籠りきり、という日も少なくなかったと思います。
そこで、勉強については「毎日やろうとしない」ということを心がけました。自分が無理だな、と思った日は「勉強をしない日」と決めて過ごしていました。
「気が向いたらやる」「ちょっと時間が空いたらやる」そんな気持ちで取り組むことで、「あぁ、今日も勉強出来なかった・・・」という罪悪感を減らす工夫をしていました。
育休中の資格勉強で大事にしていたこと
限られた時間の中で続けるために、完璧を目指さないことを意識していました。
完璧を目指さない
FP3級も簿記3級も、定員がある大学入試などと異なり、合格点が取れれば誰でも合格できる為、「100点を目指す」のではなく、「8割位点が取れてればOK」と割り切って勉強していました。
実際の合格ラインは6〜7割なので、余裕を持った目標設定にすることで、自分を追い詰めることなく勉強に取り組むことが出来ました。
アウトプット前提で勉強する
薬剤師の業務でもそうですが、インプットばかり行っていても、現場で力を生かしきれないことがあります。育児書を読んでも、実際に赤ちゃんの世話をしてみなければ、手順は身につきませんよね?
なので、テキストを読んでインプットした後は、必ず問題集や過去問を使ってアウトプットすることを心がけました。
勿論基礎知識を身につける為のインプットはとても大事なのですが、「インプットばかりしすぎない」ということも考えておく必要があるのかなと思います。
正直しんどかったこと・迷ったこと
子どもの体調不良や生活リズムの変化で、計画通りに進まないことは日常茶飯事でした。「今は資格なんて考えなくていいのでは」と迷ったこともあります。
また、勉強ブログサイトで、「自分は3ヶ月で資格取得した!」など記載があると、自分の勉強が思ったよりも進んでいないことに焦りを感じることも。
過去問で全然点数が取れなかった時は、「私何やってるんだろう」と思ったこともありました。
それでも挑戦してよかったと思う理由
FPや簿記の資格そのものだけでなく、育児中にも学ぶ姿勢を保てたことが一番の収穫でした。
復職後の不安が、少しだけ軽くなった気がします。
また、学び続けられている自分への自信もつきました。お金・働き方・キャリアの見え方が変わることで、今後自分が大切にしたいものを優先する為の人生設計を考える癖がつくようになりました。
これから育休中に資格を考えている人へ
育休中の過ごし方に、正解はないと思います。
ただ、「何もしなかった」と後悔しそうなら、小さく始める選択肢はあってもいいと感じています。
勿論始めるのは今じゃなくてもいいし、大きく始める必要はありません。
小さく始めるだけでも、「あの時やれた自分」が後々の自分の人生でじわじわ効いてきます。
おわりに:育休はキャリアの調整期間だった
育休は、キャリアを止める時間ではなく、見直し・整える期間だったのかもしれません。
子育てしながらでも、自分なりに前を向けた経験になりました。
子育てしながらでも積み上げられた経験を、今後の生き方にも繋げていければと思います。
以上、hiyokoでした^^


コメント