今日は、hiyokoです。3人の子育てをしながら、総合病院で薬剤師として勤務しています。
私は現在日病薬病院薬学認定薬剤師(以下、認定薬剤師)の資格更新の為、日々勉強を行なっていますが、2025年7月に、更新要件が一部変更になりました。
今まで、「資格は頑張って取ったけど、更新が辛い・・・」「独身時に資格を取っていたけど、今は子育て中で単位を集めるのが厳しい・・・」と思われていた方には良い知らせかもしれません。
今回は、認定薬剤師の資格更新における変更点について解説していきます。
令和7年度までの更新要件
認定薬剤師資格を更新する為には、受験料や認定料を納める以外に、次の条件をクリアする必要がありました。
1.過去6年度を通算して100単位以上を習得する
2.カリキュラムの内、下記の項目の単位を習得する
・「Ⅰー1〜3」の各項目の中から1項目以上履修し、合計4単位以上取得する
・「Ⅱー1〜6」の各項目の中から2項目以上履修し、合計8単位以上取得する
・「Ⅲー1〜2」の各項目を履修し、合計8単位以上取得する
・「Ⅳー1〜2」の各項目を履修し、合計8単位以上取得する
・「Ⅴー1〜3」の各項目を履修し、合計12単位以上取得する
3.毎年度(4月1日から翌年3月31日まで)10単位以上習得する
4.日病薬病院薬学認定薬剤師認定試験に合格する

色んな条件があったんだね!

認定取得時の条件とあまり変わらないけどね!
認定薬剤師取得時の条件は3年度単位でしたが、それを2倍にしたイメージでした。
なので、そこまで難易度が上がる訳ではありませんでした。
一方で、私達の環境の変化から(自分だけかもしれませんが・・・)以下のようなハードルを感じていたことも事実です。
・新卒から最短で単位を取得後の6年間(30歳前後)は、結婚・出産・子育て等ライフイベントの変化期に差し掛かる。
・出席しようとしていた研修会が感染症の影響で参加できなくなる。
特に、ライフイベントの変化は大きく、子育て中に研修会に参加しようとして、子供の体調不良で急遽欠席になってしまうということも多々ありました。
改正された更新要件
2025年7月に以下の更新要件が発表されました。変更点は赤文字で示します。
1.過去6年度を通算して60単位以上を習得する
2.カリキュラムの内、下記の項目の単位を習得する
・「Ⅰー1〜3」の各項目の中から1項目以上履修し、合計0.5単位以上取得する
・「Ⅱー1〜6」の各項目の中から2項目以上履修し、合計1単位以上取得する
・「Ⅲー1〜2」の各項目を履修し、合計1単位以上取得する
・「Ⅳー1〜2」の各項目を履修し、合計1単位以上取得する
・「Ⅴー1〜3」の各項目を履修し、合計1.5単位以上取得する
3.毎年度(4月1日から翌年3月31日まで)5単位以上習得する
認定試験を受けるのは変わっていませんが、申請するための単位基準が前回よりも大幅に緩和されました。
過去の要件基準の半分以下の単位数になり、一度認定を取った方の更新へのハードルがかなり低くなったように感じます。
これらの基準は令和8年度(2026年4月)から適応されます。
変更点をまとめると以下の通りです。
| 項目 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 総単位数 | 100単位 | 60単位 |
| 年間取得単位 | 10単位 | 5単位 |
| 更新試験 | 必要 | 必要 |
どんな人が恩恵を受けるか
以下の人は、日病薬認定薬剤師の資格取得へ一歩踏み出しやすくなったのかなと思います。
- 育児中の薬剤師
- 介護中の薬剤師
- 異動や転職で忙しい薬剤師
- 病院勤務と家庭を両立している薬剤師、など
「仕事以外が忙しくて単位が中々取得できなかった。」「毎年、10単位取得し損ねていた」「年間100単位集めるなんて無理……」そんな方もハードルが大きく下がると思います。
私も3人の子育て中、「毎年10単位取らなきゃ」「年間100単位なんてどこで集めれば」と毎年気が重かったのを覚えています。
急な子どもの体調不良で研修会に参加できず、単位取得を逃したり、年度末に慌ててe-learningを視聴し、単位をかき集めたり……
今年の改正からは、前よりも余裕を持って、無理せず必要単位を取得できそうでありがたいです。
改正後の注意点
改正はされたものの、必要項目の単位数を満たす必要があるなど、多くの決まりがあることに違いはありません。これから更新を控えている方は、今自分が集めた単位数を一度全て確認し、不足項目の単位はないか等チェックしてみることをお勧めします。
まとめ
現役世代は、薬剤師としての仕事の他にも育児や家事など、やることが沢山あり常に時間に追われています。
私自身も3人の子育てをしながら単位取得を続けていますが、今回の改正は、同じように仕事と家庭を両立しながら認定更新を目指す薬剤師にとって大きな助けになると感じています。
以上、hiyokoでした^^
以下の資料を参考にしています。


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