育休後、復職が不安…病院薬剤師がブランクを埋めるためにやるべき準備5選【子育て中もOK】

家事・育児の工夫

今日は、hiyokoです。3人の子育てをしながら、総合病院で薬剤師として勤務しています。

私は3人の子供がおり、3度産休育休を取得しました。

しかし2人目までは、復職後の準備が足りないことで、何もかもが上手くいきませんでした。

仕事では、今まで業務で培ってきた知識をほぼ全て忘れ、職場で浦島太郎状態。知識不足で同僚に迷惑をかけることもしばしば。

一方、家庭では家事と育児が両立できず、家は荒れ放題、子供に構う時間もなく、イヤイヤ期の子供を寝かせられるのも11時過ぎ・・・

保育園のノートに「なるべく早く寝かせてあげて下さい」「〇〇ちゃん、保育園で眠いみたいで・・・」と先生に書かれる度に、自己嫌悪していました。

「お友達のママは9時台に寝かせてるって言ってたな・・・」「ママが自分じゃなかったら、もっと早く寝かせてあげられるのかな」

そんなことを度々考えていました。

3人目の育休時、「このままではいけない!」と思い立ち、育休後、ブランクを乗り越えて復職できるように、準備を開始しました。

復職後は、業務で指摘されることも前回よりは減り、子供も9時〜10時台には寝かせられるところまで改善しています。

今回は、育休明け、復職後にブランクを乗り越えて、仕事や家事、育児を全部上手く回して行く為に、私が準備したことを紹介します。

hiyoko
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自分に使えるかも!と思うところを是非読んでいってね!

復職前に知っておくべき基本の心構え

ここでは、育休明けに感じやすいギャップと、その準備の考え方をまとめます。

育休明けのギャップを理解する

産休では産前産後合わせて、約3〜4ヶ月、育休を取得すると人にもよりますが1ヶ月〜2年半位職場から離れることになります。

その間は、初めての育児の為の知識を習得したり、兄弟間のケアに奔走したりと、慌ただしく過ごすことになります。忙しいけどとても充実した時間です。

一方で、医療現場からは離れるので、今まで数年かけて培ってきた知識は、1日、また1日と消えていきます(笑)復職時は、常に真っ新な状態からスタートです。

人によっては「一度覚えたことは絶対忘れない!」という方もいるかと思いますが、産休育休中の、何もかもが初めての過酷な育児の中では、ほとんどの人は「使わない知識は忘れていき」、そして「復職時は新人とほぼ同じ自分に戻って」います。

育休前と、復職後では自分の置かれる環境が大きく異なります。まずは、自分が過去の自分とは自分自身も、状況も異なることを理解しておくことが大切です。

職場との連絡・調整の準備

産休や育休を取得すると忘れがちですが、職場にも定期的な連絡が必要になります。

と言っても、毎月の成長を報告する!という訳ではありません。職場に早めに共有した方がいい内容は、例えば以下の通りです。

・予定日と実際の出産日:「予定日が〇〇日だったけど、実際は早まってxx日に生まれた」

・子どもの体調により復職が遅れそうな場合:「子供が病気、治療の為、予定よりも復職が〇〇ヶ月遅れそう」

・保活事情で復職日を前倒し・後ろ倒ししたい場合:「復職日は〇〇日予定だったけど、保活の関係で、4月に切り上げたい」

・育休延長の可能性が出そうなタイミング:「保育園に落ちた、育休を延長したい」など

職場のスケジュール管理に必要な内容は、なるべく早めに報告する必要があります。

「え?そんな個人的なことをいちいち報告して大丈夫?」と思う方もいるかもしれませんが、職場は、お休みの職員を考慮して、シフト調整に取り組んでいます。なので、既に分かっている日程の内容はなるべく早く連絡しましょう。

ちなみに、連絡方法ですが、個人的には電話連絡よりもメールやメッセージなどをお勧めします。相手側の事情が分からないので、業務の中断をさせてしまう罪悪感があったり、せっかく電話したのに相手が会議でいない、電話した内容がうまく伝わっていないなど、不確実性が増すからです。

メールやメッセージであれば、相手の時間は奪わず、好きな時に確認できるし、文面に残るので、内容もしっかり伝わります。なので、産休前には自分の担当の上司や総務課の方のメールアドレスや連絡先を聞いておくとスムーズです。

ただし、「来週から復職したい!」など、急な案件の場合は、直接会いにいくか、電話連絡で迅速に対応するのが良いと思います。

事前に整えておくと安心な家庭環境

ここでは、復職前に出来たら、後々が楽になる準備についてまとめていきます。

初めは子供と親を中心に過ごす

子供が生まれると、毎日慣れない育児に奔走することになりますが、同時に来る復職の日に備えて、家庭の状況を最適化しておくのがお勧めです。

勿論、復職予定日がまだまだ先の場合、子供が生まれてから数ヶ月は、親の負担も大きい時なので、その時期は何もしなくてOKだと思います。

3〜4時間毎の授乳やおむつ変え、子の検診や予防接種など、子供に対するタスクが多い時期は、子供のことだけ考えていれば大丈夫です。

中々飲んでくれない母乳、全然寝てくれないので親は細切れ睡眠、産後の体調など、親も辛い時期ですよね。

最初の数ヶ月は、子供とのリズムを作ること、そして親の休息を取って親の体調を整えることを最優先にするのが良いと思います。

子供が少し大きくなってきて、余裕が出てきたら、できる範囲で、復職に向けた準備を始めていきましょう。

家事・育児の分担を決める

夫婦で家事や育児の分担を決めると、家族全体のタスクが分散されるので、毎日の生活に余裕が出来る気がします。夫婦どちらも協力的な場合は、是非話し合ってみて下さい。

我が家の場合は夫が7時半〜20時、私が9時〜16時半まで(時短勤務中)仕事なので、平日の家事・育児の分担は、

(夫)玄関にまとめてあるゴミをゴミステーションに捨てる

(私)その他全部

という形です。

これは分担と呼んで良いのか・・・?という配分なのですが、家族はワンチーム。

夫も平日遊んでいる訳ではないので、夫が稼いでいる間は、私が出来ることをやろうとこのような分担になっています。

ちなみに、お休みの日の分担は、

(夫)子供と散歩、三女の寝かしつけ、昼食作り、夕食作り

(私)その他全部

仕事が休みの日はひたすらスマホを触っているので、適度なところでおむつ替えを頼んだり、食事作りをお願いするようにしています。

意識していることは、夫の「苦手なこと」を頼むのではなく、「好きなこと」「やっても良いかなと思えること」をお願いすることです。

例えば、仕事で自分の苦手な業務を振られて、仕事だからやらなきゃいけないけど、どうしてもやる気が起きない時ってありますよね?

そんな時、重い腰を上げる本人も億劫だし、頼んだこちらもタスクが進まなくてイライラ、と悪循環になることは避けたいので、夫が比較的軽い気持ちで出来そうな、好きそうなタスクをお願いしています。

保育園・学童の利用状況を確認

一番大事なのですが、復職に向けて保育園や、小学生になる子供がいる場合は学童を確保しておくことが大切です。

特に保育園は「保活」という言葉が生まれるほど、競争が激しいです。

「認可」「認可外」問わず、気になる保育園は見学に行ったり、通っているママさんの口コミをみたり、実際に通っている方の話を聞いたりして、情報収集を行なっていきましょう。

保育園選びは、「保育園独自の取り組み」や「保育園の雰囲気」「自宅からの距離」「職場からの距離」「保育料(認可は所得によって一定額)」など、親が重要視している項目を基準に順番をつけて申し込むのが良いと思います。

ちなみに病院で働く薬剤師の場合は、病院併設の保育所があったり、病院と提携している保育園があることが多いです。

これは、夜勤もある看護師さんの為の福利厚生も兼ねてだと思いますが、病院によっては薬剤師を含むコメディカルも利用できることがあります。

保育園に落ちてしまった・・・という場合は、職場に相談して、連携施設が利用できないか、確認してみましょう。

仕事面での準備

次に仕事に対する準備についてまとめていきます。

必要な知識・薬剤情報の復習

私は次のような方法で隙間時間に勉強を進めました。

・参考書の読み直し:「治療薬マニュアル」「治療薬ハンドブック」など

・日病薬のe-learningの受講

・薬についての勉強サイトの閲覧:「日経メディカル」「m3.com」など

特に「日経メディカル」や「m3.com」は、薬剤師であれば無料で登録できるのでお勧めです。さらにセミナーやコンテンツを視聴することで、ポイントが溜まり、Amazonギフト券等と交換もできます。

子供と添い寝した後、横にいながらスマホで勉強でき、育休中のポイ活にもお勧めです。

参考書は、色々ありますが、自分が職場や学生時代に過去使っていた書籍等、自分が使いやすいものが良いと思います。

ただし、育休中に改訂されているケースがある為、最新の書籍を確認するのがおすすめです。また、子供に破られないよう、電子書籍がある場合は電子書籍をお勧めします。

復職前にできる勉強・確認リスト

私が復職前に行った勉強の内容は以下の通りです。

・自分の病院で(産休前は)採用していた薬剤名の確認

・薬剤の用法用量

・併用禁忌薬

・薬を使用できない患者さんの病態

最低限これだけおさらいしておけば、復職時もスムーズに業務を進められます。

「こんなに出来ないよ!」と思った方、大丈夫です。私も全部は出来てませんでした。

お勧めは、過去自分が勤務していた時に、よく目にしていた薬剤から順番に勉強をスタートしていくことです。使用頻度の低いものは、業務で目にすることも少ないため、復職してから徐々に確認していきましょう。

ちなみに、計数調剤や散薬秤量など、実務については、復習しなくても意外と身体が覚えていることが多かったです。ただし、育休中にマニュアルが改定していることもある為、都度確認して業務に当たっていきましょう。

まとめ:これをやれば復職後のスタートがスムーズ

この記事では、復職前の心構えや家庭環境の整備、仕事への準備についてまとめました。

家事育児仕事と、毎日忙しい中ではありますが、何か一つでも、皆さんの勉強やゆとり時間の確保につながる手助けになれば幸いです。

以上、hiyokoでした^^

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