子育て世代薬剤師のキャリア設計|認定薬剤師・FP・簿記を取得して見えた将来不安との向き合い方

子育て中薬剤師のキャリア

今日は、hiyokoです。総合病院で薬剤師として勤務しています。

子育て中の病院薬剤師として働くなかで、こんな不安を感じたことはありませんか?

  • このままの働き方でいいのだろうか
  • 年収は大きく上がらないけど、将来は大丈夫?
  • 専門性だけ磨いていれば安心なの?

私は独身時代に認定薬剤師を取得、その後3人目の育休中にFP3級と簿記を取得しました。

正直に言うと、資格を取っても給料は上がりません。それでも、確実に変わったことがあります。

それは「なんとなく働く」から「自分の優先順位を考えて働く」ようになったことです。

この記事では、子育て世代薬剤師のキャリア設計について、私の経験をもとにお伝えします。

子育て中の薬剤師がキャリアに悩む理由

私は子育て開始後、自分のキャリアに悩んでいました。

  • 家事育児が忙しくて勉強時間が確保できない
  • 認定薬剤師の資格更新を続けるかストップするか
  • フルタイム勤務か時短勤務かで迷う
  • 今後の年収は大きく伸びにくい、など

将来への不安が漠然とありました。

認定薬剤師のメリットと限界【病院薬剤師の本音】

認定薬剤師の資格を取得後、更新し続ける場合、次のようなメリットがありました。

  • 専門性の証明になり、箔がつく気がする
  • 自分のキャリアの自信につながる
  • 日々学び続ける姿勢が保てる

特に子育てで何度も産休・育休を取得した場合、実務経験ではどうしても他の薬剤師に遅れがちです。

認定薬剤師の取得や更新を目指す場合、必然的に日々の業務に加えて更に勉強する必要が生じ、知識を一気に身につけていくことが可能です。

一方で、限界を感じることもあります。

  • 資格を取得しても給料が上がらない職場もある
  • 資格を取得したからと言って働き方が劇的に変わるわけではない

基本的に薬剤師の資格取得は「自己研鑽」の範囲で、資格手当などの給料アップにつながる病院は少ない印象です。

もちろん、人事評価などに一部関係する可能性はありますが、「〇〇の資格を取得したから給料一万円アップ」とはならず、曖昧な自己投資になりがちです。

子育て中にFPと簿記を取得した理由

私は、3人目の育休中にFP3級と、簿記3級を取得しました。

FP3級を取得して、色々なメリットがありましたが、

  • 教育資金と老後資金の見通しを立てることができた
  • 将来の資金が「いくらあれば安心か」が分かった
  • 将来の不安が具体的な数字になった

など、将来の戦略を立てるための情報を取得することができ、不安を減らせたことが、特に大きかったです。

簿記3級では、

  • 病院も一つの企業なんだと認識した
  • 人件費=自分の価値だと気づいた
  • 自分の市場価値を考えるようになった

など、ただ何となく働いていた自分を改めて見直すことにつながりました。

資格を取っても年収が上がらない会社で意味はある?

結論として、私の取得した資格は、どれも今の職場では年収には直接つながりません。

でも、思考は大きく変わりました。

自分が今の職場に留まらず、ライフスタイルに合わせて転職することも出来るんだと気づき、将来の選択肢が増えました。

また、私の場合は、家族優先という軸が明確になり、今の働き方を“選択”している感覚が持てるようになりました。

子育て世代薬剤師のキャリア設計の考え方

私の場合、優先順位は以下の通りとなっています。

  1. 家族
  2. お金(自分や家族との時間を守るため)
  3. 専門性

この順番を自覚してから、働き方に迷いにくくなりました。

もちろん、人によって優先順位は異なると思いますので、「今の自分が大事にしていることは何か」「今の働き方で見直せることはないか」など常に自問自答していくことが大切です。

子育て中でもできるキャリアの積み上げ方

子育て中は完璧を目指さないことが大事です。

  • 昼休みの隙間時間に、スマホで医薬品のトレンドをチェックする
  • 初めて調剤する新薬の添付文書や適正使用ガイドを流し見する
  • 早めに出勤出来た日は、病院や薬局に置いてある書籍をパラパラ捲る、など

子育て中は正直、爆発的成長は見込めません。でも何かを学ぶ姿勢を継続することで緩やかに成長していくことは可能です。

資格更新という選択も立派な積み上げになります。ただ、自分のライフスタイルを壊してまで無理をすると本末転倒なので、自分に合ったペースでの勉強を心がけるようにしています。

また、育休は職場から強制的に離れる為、仕事以外の学び直しのチャンスでもあります。

個人的には、死ぬまで必要なお金の知識は早く身につけた方が安心です。興味のある方は、FP3級や簿記3級など、数ヶ月で取得可能な資格取得もお勧めです。

まとめ

子育て世代薬剤師のキャリア設計は、昇進ルートを描くことではありません。

一番大切なことは、「自分の優先順位を理解すること」です。

私にとって、資格取得や更新はそのための道具に過ぎません。
子育て中の今は「人生の種まき期」。未来の自分を助けるために、今日も小さく積み上げていきます。

以上、hiyokoでした^^

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